今回も私が影響を受けた空手の達人を紹介します。
柳川昌弘先生です。和道会空手八段 日本伝・二聖二天流柔術憲法創始者
柳川先生のことは著作「空手の理」(福昌堂)等を拝読してその凄さを知りました。
当時ビデオも発売されていてその映像も拝見しました。
私は当時、30歳を過ぎた頃で、修練は相変わらずしていましたが、今までの経験と感覚で修練をしていました。
柳川先生の「空手の理」「続 空手の理」などを読んで、ビデオを拝見してその理論の奥深さとビデオの動きの凄さに正直驚きました!
柳川先生は独学で鍛錬を続けていて、技の説明を理論的に行い、その詳しさに驚きました。
しかし、その理論には、私にとって難解な面もあり、理解できないこともありましたが、繰り返し修練を行うことで、その理論が何となくではありますが、理解できたこともあります。
感覚的に空手修練を行っていたら自分では理解できるものの他者に説明するのがタイヘン難しいものです。
理解力が乏しい私は、自分の中で昇華できずに自己流になるのもいとわず、繰り返し修練・研究しました。
「こうして、そうして、ああしたら、このようにできます。」
等々を説明しながら手振り身振りの説明になってしまいます・・・。
柳川先生の遠間から一気に相手の懐に入っていくその動きに目を奪われ、何度も何度も繰り返しビデオを研究しました。
柳川先生の著作で「先の先」という理論を深く知り、相手の心身の動きに反応して動ける身体を作っていくことが年齢を重ねても空手を進化・向上させていくには不可欠なんだ!!と確信したことを今でもはっきりと覚えています。
20年以上の前の話しですが・・・。
柳川先生のあのかっ飛んでいくような、ミサイルのような(表現が適切でなく申し訳ないです)動きに影響を受けて試行錯誤を重ねていきました。
私の今の空手スタイルは相手と遠間で向き合い、先の先(で入れてるかわかりませんが・・・)で一気に中に入り、相手の死角に入り(芦原先生のサバキの動きでサイド、バックを取る)攻撃、制圧していくスタイルです。
このようなスタイルであれば、年齢を重ねても空手の進化・向上ができるのではないかと信じています。もちろん動ける身体作りは必須です。
この私の空手スタイルをこのブログで少しずつでも書いていき、空手の大好きな中高年の方々の修練に少しでもお役に立てればと思います。
若武者たちにももちろん参考になるとは思います。
空手のことばかりではなく、他のこと(健康管理、観光やグルメ等々)も書くこともあると思いますので、よろしくお願いいたします。